「きみは しっている」

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「きみは しっている」作:五味太郎

この記事では、絵本「きみは しっている」について紹介します。

これ、ぼくのにく!

いいかい!?このほんを よんでいる きみ!

これは ぼくのにくだぞ。

だいじな ぼくの にく!

あした また、たべるぶん。だから だれにも とられないように、

ここに こうして かくしておくと いうわけさ。

これで あんしん。

ここに かくして おいたことを、よく おぼえておいて くれたまえ。

このほんを よんでいる きみ、ぼくは ちょっと ねてくるから……。

五味太郎さんの絵本は、ユーモアに富んでいて、言葉遊び・選びが秀逸で、話の展開も面白い。どの作品もすごく好きですが、こちらの絵本も非常に楽しいです。

前述の引用を見てもわかるように、読者に話しかけてくる作風になっています。「ぜったいにおしちゃダメ」という絵本は読んだことありますか?あの作品とも似ている、絵本の中の主人公と会話する本になっています。この本の主人公は、大きな鳥さん。(ハゲワシかな?)この鳥さんが、自分で捕った肉を岩陰に隠し、そのまま寝てしまいます。寝ている間、ほかの動物にその肉を盗まれないよう読者に”見張り”を依頼するというストーリー。本を読んでいるだけなのに、不思議とこちらには”使命感”が生まれる…。「しっかり見張らなくちゃ!」と絵本の中の一員として物語の中に入り込める設定になっているのが素敵です。幼稚園~小学校低学年くらいのお子様は、きっと本気になって”なくなってしまった肉”を鳥さんと一緒に一所懸命探す旅に出られることでしょう。結末も、思わず笑ってしまうようなオチになっています。読み終わるころには、この鳥さんとすっかり仲良しになっていること間違いなしです。気になった方はぜひ、書店や図書館で手に取ってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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書いた人

小学生と幼稚園生の三人兄弟を育てる夫婦。

パパは現役医師で毎日多忙な日々を送り、
ママは看護師で今は仕事をセーブしながら毎日家事育児にも奮闘中。

子育てを通じて興味を持った絵本を中心に、
主に本の紹介をしていきます。
そのほか、
子育ての話や
本業である医療系の話
趣味の話(映画や読書、植物、動物)
多岐に渡りお話したいと思います。

ご希望の話題ありましたらコメントで教えてください。

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