「どろぼう がっこう」作:かこ さとし

この記事では、絵本「どろぼうがっこう」について紹介します。
おいのこもり という、へんな なまえの もりに、
きんと ぎんの めをした
へんな みみずくが すんでいました。
これから おはなしするのは、
その へんな もりの へんな みみずくが、
わたしに おしえてくれた
おかしな へんな おはなしです。
我が家の男児たちは一人残らず”悪いもの”へのちょっとした恐怖と共に、悪いものへの”得体の知れない興味”という感情も抱いています。「どろぼう」もそんな興味の対象の一つです。
このお話は、おいのこもりという変な名前の森に棲んでいるミミズクが”わたし”に話してくれた内容として物語が始まります。この始まり方も、個人的には面白かったです。
ある村のはずれにどろぼう学校がありました。この学校では、どろぼう界隈では有名らしい「くまさか とらえもん」という先生が、生徒たちに”わるい どろぼう”になるための教鞭をとっていました。授業らしい授業はなく、宿題として「モノを盗んできなさい」とか、なんとも大雑把なのです。生徒たちみんなしっかり盗んできたものを先生に見せますが、盗んできたものはまさかの”自分の家にあったもの”や”先生のもの”だったりと、生徒たちはぜんぜんしっかり盗みができません。
そんな中、先生は「夜間の遠足」を生徒たちに提案し実行します。「夜間遠足」と称して本当は夜の豪邸に忍び込みみんなで盗みを図ろうとするものでした。そしてこの夜間遠足で忍び込んだ豪邸はなんと、どろぼう達が一番避けたかった場所だったのです…!
なんとも、適当過ぎる先生に生徒たち。読んでいて、ドジすぎる登場人物たちに思わず笑ってしまいます。こんなドジでなにも盗めないどろぼう達ならこっそりひっそり山の中に住んでいたとしても構わないかななんて思ってしまうような、そんなのほほんとした「どろぼう」の絵本でした。ぜひ、悪いことに興味のある子と一緒に読んでみてほしいです。きっと、悪いことはしないようにしよう!と思う結末なので親御さんたちはご安心ください。
| 読みやすさ | |
| 対象年齢 | 3歳くらいから |
| 読了時間 | 約2分 |
以上、絵本「どろぼうがっこう」の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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