「みにくい あひるのこ」原作:アンデルセン 絵:ロバート・イングペン

この記事では、絵本「みにくい あひるのこ」について紹介します。
夏の畑や原っぱは、お日さまをあびて、ぴかぴか光っています。
ほりのそばの、すいばの葉のかげで、
あひるのおかあさんが、たまごをあたためていました。
あかちゃんあひるが生まれてくるのを、
じっとまっているのです。
言わずと知れた、アンデルセン童話の「みにくい あひるのこ」。
ずっと人のこころに残る物語の一つだと思います。
あひるのお母さんが温めていた卵の一つから、この”みにくいあひるのこ”が生まれます。みんなと違う姿に、周りの子たちも知らない鳥たちもその子の姿を見て「醜い」と口にする。ずっと味方してくれていたお母さんも、一向に飛ぶことのできない手のかかるこの子の事をいつしか鬱陶しいと感じるようになっていきます。唯一の味方を失ったみにくいアヒルの子は、ついに群れを離れ、ひとりで暮らすことを決意するのです。ある時はある家族に拾われ、一緒に暮らせるかと思いますが人間に酷い扱いをされたことで命の危機に見舞われまた一人で過ごすことを選ぶ。そうした孤独で切なく、さみしい日々を送るアヒルの子は、ある日とても”美しい”鳥たちに出会うのです。その鳥たちになぜか強く惹かれたみにくいアヒルの子。みにくいアヒルの子は、生まれてからずっと悲しい思いを抱える日々の連続だった中で希望を見つけた気持ちになるのです。そしてその美しい鳥たちの群れに混ざることができるならば死んでもいいとまで思うようになる。そして、ついにその鳥たちの群れの中に”殺されてもかまわない”という思いで飛び込むのです。その後、思いもよらぬ結末がこのみにくいアヒルの子を待ち受けていました。
きっと大人の皆さんは一度は読んだことのある・聞いたことのある子の物語。あたらめて読んでみるとみにくいアヒルの子の心情に心が締め付けられ、そしてこの上ない幸せを手にしたみにくいアヒルの子の生涯に幸せを感じます。
少し難しく、暗く、長い文章の物語なのですが、他にも短く編集されている本もありますのでぜひ小さな子から小学生まで幅広い世代の子供たちに触れ、知ってもらいたい物語です。
そしてこの絵本のロバート・イングペンさんの絵が非常に綺麗で見応えがあります。ぜひ読んでみてほしいです。
| 読みやすさ | |
| 対象年齢 | 本によっては2.3歳~ |
| 読了時間 | 約5分 |
以上、絵本「みにくい あひるのこ」の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、他の記事も覗いてみてください🥰
